Solid EdgeやNXの設計ツールにアドオンされ、設計ツール使用環境で設計者が簡単に利用できる熱流体解析ツールです。設計段階で繰り返し解析を行うことで手戻りを削減し設計期間の短縮と品質の向上が実現できます(解析のフロントロ-ディングの実現)。FloEFDは自動車、エレクトロニクス、航空宇宙産業をはじめ、さまざまな製造業界の機器・機能単位レベルの熱流体解析に幅広く活用できます。
熱流体解析とは
熱流体解析とは、流体(液体および/または気体)の流れと熱伝導を計算しにより予測するもので、速度や圧力、温度の分布の確認、指定位置での物理量の測定、流体の流れを可視化することで、液体や気体の動きが製品の性能に与える影響を調べます。
フロントローディングCFD 「FloEFD」
従来のCFDシミュレーションでは、CADモデル作成、ジオメトリのプリプロセス処理、メッシュ作成、解決、ポストプロセス処理、レポーティングに対処する必要があります。その為、各方法をマスターをする必要があり、また結果を出すまでに多くの時間を要します。 しかし、「FloEFD for Solid Edge」 は、すべてSolid Edge と同一UI上でで処理されるため、CADの中で早期に、そして頻繁にシミュレーションを実行することでき、大きな影響を製品の設計段階でとどめることが出来ます。