- できる限り製造原価を抑えてコストを削減したい
- aPrioriのコスト計算は、最も低コストな製造工程を自動的に選択してくれます。
- CADモデルの設計に変更を加えたので、もう一度見積を出さなければいけなくなった
- aPrioriならすぐに見積を出すことができます。これによって設計変更を手軽に試行錯誤することができます。
- 生産拠点や製造工程が変わることでコストにどんな影響が出るのかを知りたい
- aPrioriでは、コスト計算時に製造条件を細かく設定することができます。条件の変更によるコストの変化を手軽に知ることができるのです。
- 金型費がいくらになるのかを知りたい
- aPrioriは金型費など、その部品を生産するための設備投資費も算出できます
aPrioriはとってもカンタン!
aPrioriにはコストに関するお役立ち機能が満載です。というと、さぞ操作が難しいのだろう…と思われるかもしれませんが、そんなことはありません!基本的には3DCADモデルを読み込んで、「Cost」ボタンを押すだけでコスト計算ができるのです。また、洗練されたユーザーインターフェースは非常に直感的に操作できるので、すぐに操作に慣れることができます。
【aPrioriを使用してCAD部品の製造コストを手早く計算】
aPrioriはどうやってコストを計算しているの?
本当にCADモデルを読み込むだけでコスト計算ができるの?とお考えの方もいるでしょう。 aPrioriには、ベテランエンジニアに培われた数々のノウハウがシステム化されています。また、データベースには機械の性能から定尺材料のカタログ、地域別の賃率にいたるまで、ありとあらゆるデータが格納されています。 それらを基に、CADモデルから読み取った幾何形状をどのような工程なら製造できるのかをシミュレートすることで、コストを計算しているのです。すべての数字が明確な根拠に基づいているので、aPrioriの計算する見積額は信頼性が高いものとなっています。
製造工程を徹底シミュレーション!
部品の各形状をどのように加工すれば製造できるのか、あらゆる工程をシミュレーションします。それによって最も低コストな工程を導き出すことができるのです。手動で工程を選択することもできますから、コスト以外に優先したい要素があっても対応可能です。また、板金溶接と切削加工など異なる工法間の比較もできますから、複数の設計案を検討する際にも役立ちます。設計と製造工程の最適な組み合わせの模索においても、aPrioriは威力を発揮できるのです。
aPrioriは金型費の算出も可能!
Solid Edge はParasolid, STEP, IGESなどの中間フォーマットは勿論、主な3D-CADのデータをそのままインポートすることが出来ます。(CATIAのみオプションとなります。) インポートした外部データはシンクロナステクノロジーにより、自ら作成したモデルと同様に寸法を設定し、形状をパラメトリックに編集することができます。 これにより例えば取引先から受領したモデルに設変が入ってもスピーディーな対応が可能です。
CADモデルがなくてもコスト計算可能!
aPriori最大の特長は3DCADモデルを読み込んでの自動コスト計算です。
しかしながらCADモデルがまだできていない、設計の初期段階で見積りをしなければならないことも多いでしょう。
そのためaPrioriには「ユーザーガイデッドコスティング」という、部品の数値を手動入力することでコスト計算可能な機能も備えています。
これによって設計初期段階では手早く、CADによるモデリング段階では精密にコストを算出する、という二段構えの見積ができるのです。
製品開発のいかなるタイミングにおいてもaPrioriはコスト管理の支えとなるでしょう。
製品コストはすべてaPrioriにおまかせ!
aPrioriにはそのほかにも製品のコストの管理や出力が可能な、コストに関する様々な機能を備えています。
新製品開発から既存製品のコストダウンにいたるまで、コストに関する課題はすべてaPrioriが解決してくれるのです。
スプレッドシートレポート
aPrioriで計算した各種コストデータを、Excel形式で出力する機能です。目的に合わせて様々な形式が選択できるほか、ユーザー自身がカスタマイズした形式で出力することも可能です。
CADシステムとの連携
aPrioriにはCADシステムへのプラグインとして、設計と同時にコスト計算可能なモードもあります。
モデルに修正を加えるたびにコスト計算が行えるので、設計変更のコストへの影響が瞬時に判明します。もちろんCATIAやPro/Engineer、SolidWorksなど主要なCADシステムにはすべて対応しています。
大量の部品コストを管理
aPrioriには「バルクコスティング」という大量の部品を一度にコスト計算したり、BOM(部品表)を読み込むことで複数の部品のコストを一元管理したりできる機能もあります。
各部品のコストの詳細な内訳が一覧できるので、コスト削減対象分析の一助となるでしょう。